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口腔機能低下症と検査方法について

こんにちは☀️
とうごうみらい歯科・矯正歯科です‪🌱‬

寒波が日本列島を覆い、東郷町でも先日雪が降りましたね☃️
本格的な冬になりとても寒い日が続いていますが、みなさま体調等はいかがでしょうか?
とうごうみらい歯科・矯正歯科のスタッフは雪が溶けるくらいの熱量で今日も元気もりもりです!

さて、先日投稿した「オーラルフレイル」。
こちらに似た言葉で、「口腔機能低下症」があります👆

オーラルフレイルが”お口の機能の衰え”を示すキャッチフレーズとして使われる用語であることに対して、口腔機能低下症は歯科疾患として位置づけられます🦷

本日はとうごうみらい歯科・矯正歯科で行っている口腔機能低下症の検査方法について、お伝えします🌼

口腔機能低下症の診断には、7項目の検査を行います。
7項目のうち、3項目以上で低下が見られた場合、「口腔機能低下症」と診断されます。

検査1:口腔衛生状態不良
舌の汚れ(舌苔・ぜったい)のスコアでお口の清潔度を判定します。

検査2:口腔乾燥
専用の機械を舌の先にあて、お口の中の水分量を検査します。

検査3:咬合力低下
残存歯数を見て確認します。
大人の噛む力は50kgだといわれていますが、残った歯が少なくなるほど、この力は低下します。

検査4:舌口唇運動機能低下
「パ」「タ」「カ」をそれぞれ5秒発音し、口唇や舌の動きを測定します。
「パ」は唇を使った動き、
「タ」は舌の先を使った動き、
「カ」は舌の奥を使った動きです。
5秒間に発音できた回数から、1秒あたりの回数を算出し、判定します。

検査5:低舌圧
お口に入れたバルーンを舌で押しつぶす力を測定します。

検査6:咀嚼機能低下
グミゼリーを20秒間噛み、吐き出した水に溶出したグルコース量を測定します。

検査7:嚥下機能低下
普段の生活での「飲み込み」について、10個の質問に答えていただき、判定します。

口腔機能低下症の検査を通して、まずはご自身のお口の状態を把握することが大切です😌

お口の機能が低下した状態で放っておくと、食べられる食品が減り、”全身のフレイル”や”要介護”の原因となる可能性があります。

当院では7つの検査を行い、口腔機能が低下していかないように患者様ごとでしっかりフォローさせて頂きます☀️

お口の機能を維持・向上させるトレーニングもたくさんありますので、お気軽にご相談くださいね🌼

德田 篤紀

德田 篤紀

皆様は「歯医者」と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか? 私自身、病院にかかる際にお恥ずかしい話ではありますが、今でも医師の白衣姿を見るだけで少しドキドキしてしまいます。 歯科医院へ通われる患者さまの中には同じくらい、もしくはそれ以上に不安があったり緊張されていたりする方もお見えになるのではないかと思います。 そんな患者さまにも落ち着いて治療を受けていただけるように、「自分の家族、大切な人」へ説明するようしっかり説明し、当院のスタッフ一丸となり患者さまにしっかり対応してまいります。

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